お墓の水垢による黒ずみがなかなか落ちずお悩みの方へ。
大切な先祖や愛する人が眠るお墓は、常に美しく保ちたいですよね。
しかし、年月と共に墓石が水垢で黒ずんでしまうことは避けられません。
墓石の黒ずみの主な原因は、大気中の汚れや雨水に含まれる鉄分、カルシウム。これらが放置されると美しい墓石もどんどん黒ずみが目立つようになり、見栄えが損なわれてしまいます。
そこで今回は、その厄介な水垢による墓石の黒ずみを落とすための効果的な方法をご紹介します。
墓石の黒ずみ(水垢)落としが、水と専用道具を使用するだけでとても簡単に行えるお手入れ方法となっています。
こんな人におすすめ
- とにかく簡単に黒ずみ(水垢)を落とせる方法を知りたい
- 少ない道具で効果的に作業を行いたい
墓石の黒ずみ落とし(水垢落とし)に必要な道具(3~5つ)を揃えよう
まずは、お墓のお掃除に必要な物を揃えましょう。
道具をしっかり揃えることが、お掃除のしやすさにも繋がります。
1.水(あればペットボトルや霧吹きなどに入れる)
お墓掃除に必須なのが「水」です。
水場が遠かったり、そもそも水場がない所の場合は、事前にペットボトルに入れて用意しておくなどしましょう。
また、霧吹きに入れておくと水を節約しながら墓石掃除ができるのでおすすめです。
2.雑巾(ぞうきん)
墓石掃除の最初に、水で濡らした雑巾で全体を拭いて簡単な汚れを落としておく必要があります。
黒ずみ(水垢)を落とした後も拭きあげる必要があるため、雑巾は2~3枚用意しておくとベストです。
3.黒ずみ(水垢)落としにおすすめな専用道具
水垢を落とす方法としてブラシなどを用いる方法などもありますが、専用の道具を用いると、いとも簡単に水アカでできた黒ずみを落とすことができます。
ここでは、実際に使用して水垢落としに効果的だった3つの道具をご紹介します。
石職人(ダイヤモンド配合の特殊パット)
今回、墓石の水垢落としの道具として一番おすすめしたいのがこちらの「石職人」です。
【説明書による使用方法】
- たっぷり水で濡らしてから、水垢部分を掃除する。※ステンレス部分の掃除も同様に行えば可能(ステンレス製花立など)。
- 使用後には固く絞らず、上から押すように水を切ってください(強く絞ると表面がひび割れするので注意してください)。
- よく乾かしてから保管する
持ち運びにはビニール製のポーチなどに入れて携帯すると便利です。
お墓の水垢落とし「汚れとりとり棒」(ZP-20)
お墓の水垢落とし、汚れとりとり棒(ZP-20)は細かい面部分の水垢落としに最適です。
上記の「石職人」と一緒に持っておくことで、細かい部分の黒ずみもしっかり落とすことができるでしょう。
【説明書による使用方法】
- こする面をタオルなどで拭きます。
- こする面を水で濡らします。
- 先端の樹脂を汚れに当ててこすります。
【使用上の注意】
- こする面を水で濡らしてから使用すること
- 洗剤や薬品との併用は行わないこと
- 高温の表面には使用しないこと
- 本体に強い力を加えないこと
- 目立たない小さな部分で深いキズが付かないことを確認してから使用すること
お墓の水垢落とし「汚れとりとり棒(幅広タイプ)」(ZP-100)
お墓の水垢落とし、汚れとりとり棒幅広タイプ(ZP-100)は平面に加え、曲面のある部分の水垢落としにも最適です。
使用部分に応じて使い分けることで、お墓全体の水垢が落としやすくなりますよ。
【説明書による使用方法】
- こする面をタオルなどで拭きます。
- こする面を水で濡らします。
- 先端の樹脂を汚れに当ててこすります。
【使用上の注意】…汚れとりとり棒(ZP-20)と同様
墓石の黒ずみ(水垢)落としの手順
それでは実際に、上記の道具を使って墓石の黒ずみ(水垢)落としをしていきます。
初めての方でも簡単に黒ずみ落としができるので、手順通りに行ってみてください。
1.黒ずみ(水垢)落としをする場所の表面を濡れ雑巾で拭く
まず初めに、表面の汚れを濡れ雑巾で拭いて綺麗にしていきます。
たっぷりと水をかけながら拭いていくのも良いでしょう。
2.黒ずみ(水垢)のある部分を水でしっかりと濡らします
写真ではペットボトルを使用して黒ずみ(水垢)のある部分を水で濡らしています。
表面を濡らすだけで大丈夫なので、霧吹きがあると水が節約できて便利です。
どうしても水垢というのは付いてしまう物なので、黒ずみ落としセットとして一式を用意しておくと後々役立ちますよ。
汚れとりとり棒(ZP-20)を使って黒ずみ(水垢)落とし
少し角度を付けて「汚れとりとり棒」を墓石に当て、黒ずみ部分を前後にこすります。
この「汚れとりとり棒」、特殊なガラス繊維と樹脂でできた刃を持っているのが特徴で、直接汚れだけをそぎ落としてくれます。
力を入れすぎると折れてしまう可能性があるので、力加減を調整し、墓石を水で濡らしながらこすっていってください。
汚れとりとり棒(ZP-20)を使用したビフォアー&アフター
赤線の部分が、「汚れとりとり棒」を使用した部分です。
墓石の左側には黒ずみ(水垢)が残っていますが、右側の「汚れとりとり棒」を使用した部分は綺麗に落ちているのがお分かりいただけると思います。
ただ、「汚れとりとり棒」は広範囲に使用する…というよりは、やはり細かい部分の黒ずみ(水垢)落としに向いている印象です。
墓石全体の黒ずみ(水垢)落としをしたい!という場合は、汚れとりとり棒の面が狭いため、ある程度の労力を要します。
墓石の広い面の黒ずみ(水垢)落としをするなら「石職人」がおすすめ
「石職人(ダイヤモンド配合の特殊パット)」は、スポンジのような形状をしていて「面が広い」のが特徴。
たっぷり濡らして、「汚れとりとり棒」と同じく墓石表面についた黒ずみ(水垢)をこすります。
前後左右に動かせるので、黒ずみ(水垢)の広い面を一気に落としていくことが可能となっています。
まず墓石全体の黒ずみをある程度落としてしまいたい時には、「石職人」の方が向いていると感じます。
「石職人(ダイヤモンド配合の特殊パット)」を使用したビフォアー&アフター
「石職人(ダイヤモンド配合の特殊パット)」を使用して、軽く前後左右にこすったのが上記の写真です。
こちらも、何もしていない所との違いは一目瞭然。
このように、ある程度落としてから先ほどの「汚れとりとり棒」を使って細かい部分を落としていく…というのが綺麗に仕上げるコツかもしれません。
墓石の前面部分全体の黒ずみ(水垢)落としをしたのが上記の写真です。
たっぷり濡らしてこするだけなので、ゴシゴシと力を入れてこするわけでもありません。
簡単に、3~4分程度で黒ずみ(水垢)を落とすことができました。
やはり広い面の黒ずみを一気に落とすには「石職人」に軍配が上がりそうです。
(この面は石職人だけで黒ずみ落としを行いました)
こちらは墓石の黒ずみ落とし「石職人」を使用する前の状態です。
墓石は長年屋外に置かれて雨にさらされているので、どうしても石の繋ぎ目や角の部分には、水垢が付いてしまいますね。
こちらが墓石の黒ずみ落とし「石職人」を使用した後の状態。
前後左右に水で濡らしながら動かすことで、いとも簡単に黒ずみ(水垢)が落ちてくれます。
今まで黒ずみ(水垢)が落ちずに苦労した…という人にとっては、「石職人」「汚れとりとり棒」は、共に欠かせないアイテムになるのではないでしょうか?
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