瀬戸内海での海洋散骨代行を実施させていただきました

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こんにちは。山口県岩国市の広仏コーポレーション株式会社です。

弊社では、選択肢の1つとして新しい供養のかたち「海洋散骨」をご提案させていただいています。

海洋散骨代行サービスとなりますので、お客様同乗での散骨はできませんが、瀬戸内海の穏やかで静かな海へご供養させていただくお手伝いをさせていただきます。

今回は、海洋散骨代行サービスの様子を撮影してきましたのでご紹介いたします。

岩国市の港から瀬戸内海の海へ出発

船の上からの1枚です。中央には周防大島にかかる大島大橋が見えます。

海洋散骨を行うにあたり、広仏コーポレーション株式会社(以下弊社)では陸地から2km以上離れた海域で行うようにしています。

厚生労働省の「散骨のガイドライン」では、「海洋の場合 海岸から一定の距離以上離れた海域(地理条件、利用状況等の実情を踏まえ適切な距離を設定する。)」と記載されています。

弊社は山口県岩国市沖での海洋散骨を行っていますが、おおよその海域は以下の画像のようになっています。

陸地から2km以上離れた場所、ということでだいたいの海域が決まりますが、弊社が海洋散骨を行う海域は主に白い円の範囲内となります。

今回は、生前は周防大島で釣りを楽しまれていた故人様ということで、できるだけ周防大島に近い海域で散骨させていただきました。

海洋散骨当日は天候も良く、ベタ凪で最高の日でした

海洋散骨を行うまでの流れとしては、

  • 広仏グループの店頭で同意書兼申込書の記入
  • ご遺骨をお預かりし、必要に応じて乾燥
  • 粉骨(ご遺骨のパウダー化)
  • 出航日時を決定しお客様へご連絡
  • 出航し海洋散骨代行

大まかに言うと以上のような流れになっています。

だいたい3~5柱が集まり次第出航となりますが、出港日時を決めても天候が悪い場合は延期とさせていただいています。

瀬戸内海の美しく穏やかな海への海洋散骨ですので、できるだけ天候の良い日を選ぶようにしているためです。

今回は天候にも恵まれ、なおかつ風がなくベタ凪という絶好のお日和でした。

実際に行った海洋散骨の様子

実際に海洋散骨を行った際の写真を撮影しましたので、ここからはその様子をご覧ください。

水に溶ける紙袋に、粉骨したご遺骨を入れて散骨

ご遺骨の粉骨が終わったあとには一度骨壺の方へお戻しし、海洋散骨前日にこのような水溶性の紙袋に入れさせていただいています。

水に溶ける特殊な紙袋となっていますので、このまま海へと入れることができます。

また、海洋散骨を実施した後にはお客様へ散骨場所を記載した「海洋散骨証明書」を発行してお渡ししています。

散骨場所の座標もこの時に同時に記録しています。

水に溶ける特殊な供花をお供えします

海洋散骨を行う業者様によっては、生花の花頭や花びらを使われる場合もあるようですが、弊社では環境への配慮を一番に考えています。

というのも、花びらなら自然に還るのも割と早いかもしれませんが、それでもすぐに自然に還るわけではありません。

生花の花頭になればさらに時間がかかってしまうため、弊社ではすぐに自然に還る「水に溶ける供花」を使用しています。

見た目に華やかで美しい生花でのお供えですが、環境への配慮は大切なポイントだと弊社は考えています。

水に溶ける特殊な供花ですので、とても軽いのも特徴の1つ。

この供花は海へ向けて投げ入れさせていただいています。

供花は少しの間だけ水面に浮いていますが、水を吸うとすぐに海中へと沈んで消えていきます。

弊社の海洋散骨代行では、海面に何も残らない、残さない供花を行っています。

供花の後は海への献酒を行います

弊社では海洋散骨を実施する際に「献酒」も行っています。

お酒には地元山口県岩国市産の物を選んでいます。岩国市近郊の方には馴染みの深いお酒ではないでしょうか?

今回は献酒を行わせていただきましたが、生前お酒を飲まれなかった故人様もいらっしゃるはずです。

そういった場合には、献酒をコーヒーやジュースなどに変えることもできますのでご相談ください。

最後にお祈りをさせていただき海洋散骨終了となります

最期に「大切なお祈り」。ご遺族に代わり、心を込めてお祈りを捧げさせていただきます。

以上をもちまして、海洋散骨代行サービスの終了となります。

帰港後、数日の内に海洋散骨証明書を発行してお客様へお届けしています。

この日は少し遠回りして瀬戸内海の島の周りを回遊しました

ご存じの通り、瀬戸内海には小さな島々がたくさんあります。

写真は岩国沖にある「甲島(かぶとじま)」。瀬戸内海にある無人島の1つです。

海洋散骨を行った後は、この島の周りをグルっと一周回遊して帰港としました。

海洋散骨を実施して思うことは、「瀬戸内海の海の穏やかさと美しさ」です。

岩国市沖は南は周防大島、東は呉市沖にある倉橋島に囲まれているため大きな波が少ない海域。

ベタ凪だと本当に海面があまり動かず静かです。

海洋散骨をご検討中の方に、弊社が散骨を行うこの穏やかな海域はおすすめです。

海洋散骨代行サービスについてのお問合せは、広仏グループの各店舗で承ります。

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